1963年（S38）鈴木自動車工業㈱（現スズキ㈱）の要請により、㈱東海理化電機製作所の関連会社として前身の中部トリカ㈱が産声をあげました。創業当初15名の人員でオートバイハンドルの組み立てから始まった当社は、1978年（S58）支給部品の自給化を図るため、樹脂パーツの射出成形を開始、その後もカーエアコンなど空調関係を中心に仕事の幅を広げ、現在の礎を築き、創立20周年を一つの区切りとして社名をイオインダストリー㈱に改めました。

創業以来、時代やお客様の要望に機敏かつ柔軟に対応し成長を遂げてこられたのも、ひとえに従業員や協力会社のみなさま、お客様や地域の方々のご支援ご協力の賜物です。改めて感謝申し上げます。

当社の製品は原材料や製造過程において多くの地下資源を使わせて頂いています。しかしながら、地下資源は無限ではなく、また使い方を誤ると環境汚染に繋がるという性質があります。私たちの生まれ育った地球という惑星を未来永劫、子孫に受け継ぐために今よりも少ない資源でより多くの価値を見出さなくてはなりません。

一企業として持続可能な社会に貢献するべく、製造過程において無駄な動力を減らし、材料歩留まりをゼロに近づける生産技術力の向上に努めております。また当社には多くの外国籍の方が働いており、人種や言語、性別や価値観の違う従業員が気持ちよく安心して働ける環境づくりや、子育て世代の方々の柔軟な働き方ができる制度の拡充など「従業員の幸せを最優先に考え活動する」という基本方針の基、今後も邁進致します。

代表取締役社長 岩田 佳大