製品情報 自動車用ドアハンドル
「アウトドアハンドル」とは
図1.アウトドアハンドル
イオインダストリー株式会社の主力製品であるアウトドアハンドルには、グリップタイプとフラップタイプがあり、主に軽自動車に採用されています。
自動車の軽量化のため、グリップタイプのドアハンドルをガスインジェクション成形技術で中空成形しています。
これによって、図2.のようなグリップタイプの製品重量が、一例として72gから51gへ21g削減でき、約30%の軽量化に成功しました。
図2.サイドドアハンドル(グリップタイプ)
図2.のように、サイドドアハンドルは、自動車のサイドドアを開けるために使用する製品です。
高い製品強度、耐久性能が必要で、塗装やメッキなど多様な外観性能も求められます。
最薄構造による室内空間の拡充やガスインジェクション成形技術(中空成形)による軽量化で燃費向上にも貢献しています。
図3.バックドアハンドル(フラップタイプ)
図3.のようなバックドアハンドルは、自動車のバックドア(荷室)を開けるために使用する製品です。
特に商用車向けは、使用頻度が多く、高い製品強度、耐久性能が求められます。
開発段階での強度解析により、最適な材料選定/構造設計を行います。
近年ではバックカメラの設定などにも対応しています。
サイドドアハンドルの機能
『サイドドアハンドルを手前に引けば、ドアロックが解除され、ドアが開きます。』
図4.と図5.で、サイドドアハンドルとその他の部品の働きを説明します。
① 自動車のドアはドアラッチとストライカーでロックされています。
(図4.参照)
図4.サイドドアハンドル、ストライカーとドアラッチ
② サイドドアハンドルを引くことでラッチレバーを操作し、ストライカーから外すとドアが開きます。
(図5.参照)
図5.ドアハンドル、ロッド、ドアラッチの役割
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